ハノイのオススメコスパスイーツ

私は、ベトナムに滞在する際は必ずスイーツ店をリサーチしてから行きます。物価が安いので食べ物も安くて当然なのですが、せっかく食べるなら安くて美味しいものがたくさん食べたいと思います。日本では高くてなかなかか買おうと思わないものも、ベトナムではお手頃な金額で買えてしまうことがあります。安いけど日本人の口に合うのかわからないので、あまりの安さに敬遠してしまうこともあると思います。
ということで、私が食べて間違いないと思ったスイーツをご紹介致します。

もしハノイの旧市街に行ったら、まず行っていただきたいお店は「Kem Caramen」です。かなりの有名店です。このお店はHan Than通りにあり、ここでは色々なデザートが食べられます。

こちらは外国語のサイトでも取り上げられるくらい有名です。
Kem Caramen(undiscovered guide)
http://www.undiscovered.guide/hanoi-street-food/kem-caramen

私のオススメは、どれか一つって決めるのが難しいくらいの僅差でココナッツアイスクリームです。他に、ココナッツゼリーや看板商品のプリン(ケムカラメン)が有名なのですが、あまりにたくさん種類があるので行くたびに新しいものを食べてみようと思います。
こちらのプリンは、コンデンスミルクを使用しているので、すごく甘いのかと思い食べてみると意外とあっさりしていてカラメルソースの苦みとよく合います。値段を見て驚いたのですが、なんと1つ7,000VDN(約35円)です。毎日通えてしまうほど安い!ココナッツゼリーが35,000VDN(約175円)とプリンに比べると高めにはなりますが、日本で同じものを食べたらと考えると、かなり安くて美味しいです。ココナッツゼリーやアイスクリームは、甘すぎずあっさりしていていくらでも食べられます。
私が行くのはだいたい夜なのですが、夏でも冬でもお客さんでいっぱいです。
でも、「混んでいるところは、ちょっと…」という方でも安心してください。
こちらのお店は、お持ち帰りもできますので「Take away」か「Mang về」と注文の際に伝えれば、持ち帰り用の袋に入れて渡してくれます。
ぜひ、ハノイに行かれた際はお立ち寄りください。

続いては、女子の大好きなマカロンをご紹介します。
もし、ハノイに住むことになったら、ちょっとしたプレゼントにも喜ばれると思います。
ハノイ旧市街からは少し離れた場所になりますが、十分歩いて行ける範囲になります。Googleマップを頼りに店を探してみたものの、なかなかたどり着けなかったお店です。店の位置が地図とはかなりずれていたので行かれる際はご注意ください。
お店の名前は「THU HUONG BAKERY」です。ここはパン屋さんなのですが、このお店のマカロンと生チョコレートが最高のコスパスイーツです。ハノイに3店舗あって、ベトナム女子にも人気のパン屋さんです。
場所は、263 Giang Voと他に2店舗があります。生チョコレートは1袋で30,000VDN(約150円)、マカロンは1箱12個入りで70,000VDN(約350円)とかなりお買い得です。フランス文化が混在するベトナムだからこそ味わえるコスパスイーツだと思います。
日本ではマカロンなんて特別なお菓子というイメージですが、この値段なら気軽に購入できます。

他にもベトナムでは美味しいスイーツがたくさんありますが、今回はベトナムで味わえるヨーロッパのお菓子をご紹介しました。是非、ベトナムを訪れた際には美味しいご飯と合わせてスイーツも探してみてください。

投稿日: 2013年6月22日 カテゴリー: ハノイ

ベトナムに住んで感じること


ハーフの私でさえ、ベトナムに住むとは思ってもみなかったわけですが、住んでみたらけっこう居心地もいいので、気に入っています。ベトナムについては気候が良いのも特徴です。

ただハノイは想像よりもちょっと寒いかもしれません。特に冬場は8度位まで気温が下がります。それにもかかわらずストーブなどの設備はありません。ではどうするのか?というとセーター等を着込むわけです。

冬はセーターなど厚着をして過ごす人が多く見られます。中には寒さのあまり凍死した人もいるそうです。(最低気温が8度のとき)根本的に日本人は寒さに慣れているんだと思います。
それと交通事故が後を絶たない国ですね。一説によると日本の5倍以上なんだとか。それでも現地の人はバイクを活用しています。バイクが自転車がわりになっていて、母もバイクを乗っています。私もたまに乗ります。買い物のときとかバイクが便利なんですよね。
母と2人乗りもしょっちゅうです。ベトナムでは日本のバイクとちょっと違っていて、バイクの乗る部分が大きいなサイズになっており、3人や4人のりもざらです。家族にとって家族所有の車のような感覚だと思って間違いありません。
また最近はつくづく景気が良くなっているなと感じます。ハノイでも高級外車がどんどん増えています。以前は車が珍しかったイメージでしたが、最近は中流の家庭でも車を持っている世帯が増え始めています。
我が家は当面車は持たないと思います。なにしろ運転が危ないからです。日本と比較したら、ハノイの運転事情はとても荒く日本人はとても運転できないと思うことでしょう。実際に日本人については現地で運転している人をほとんどみかけたことがありません。駐在員についてはドライバー付の人も多いことから、ドライバーさんの車で移動している人を見かけます。
ベトナムでの仕事は日本よりもハードです。20代の私でも管理職になっているくらいです。仕事が大変なのは日系企業でも同じでその点は覚悟しておいたほうがよいでしょう。責任は重くても、給料は安いのが現地採用です。
その代わり物価も安いので日本よりもリッチな生活ができるといった声も多く聞かれます。
ベトナムに移住して仕事も変わり大変だなと思うことも多いのですが、新鮮なことも多くまた母も元気になったので今は移住してよかったと思っています。
まだ先のことはわからないのですが、もし日本に戻ってもベトナムでの生活は貴重な体験になることと思います。

日本にも住所を置いている私

私は日本にも住所を置いたままにしています。また年に1・2度は日本へ遊びに行きます。父と弟がいるので、日本にも実家があるというのも利点です。現地採用の人についても多くの場合、日本に住所を置いている人が多いみたいです。
またクレジットカードは日本時代のものです。日本でOLをしているときに作っておいてよかったと痛感しています。クレジットカードですが、ベトナムでも作ろうかな?と思っています。それだとベトナムドンでベトナムの銀行から支払いが可能なので、円安のときでも活用できるかなと思っています。
まだまだベトナムはクレジットカードを使えるところは少ないです。現金がメインとなっています。
私が日本に住所を置いている最大の理由は、保険関係のことです。老後についてもやはり心配だからです。将来どこでどういった生活をしているかわかりませんが、お金が入る状態にしておくことに越したことはありません。
仕事については60歳くらいまで働けると思いますが、その後のことはよくわかりません。お金は必要なので、ベトナムでもなるべく貯金するよう心がけています。
保険のことを除けばベトナムのほうがリッチな生活をしている感じがします。普段はちょっとした食費くらいであとはそんなにかかりません。母へのお小遣いももちろんあげています。
ハーフといってもやはり本は日本のものを読みたいので、アマゾンなどを利用して東京の自宅に送ってもらい、弟に船便でベトナムまで転送してもらっています。2ヶ月前後かかるときもありますが、この方法が今のところ1番安いです。
また帰国した際は、日本食も色々調達しています。母も明太子やいくらなどが大好きです。これらはベトナムでも手に入らなくはありませんが、日本の3倍近くの価格となっています。

こんな感じで生活していて、今のところそんなに不便は感じていません。服についても特に冬服は日本の家においています。1部屋は私が戻ってきてもいいようにスペースが保たれています。もちろんその他の荷物置場にもなっています。
あとはちょこちょこした通知が届くくらいでしょうか。同窓会とかもはがきで来るときは、日本の自宅に連絡がきます。
日本の話をすると昔よく行っていた居酒屋やレストランに行きたくなりますね。その場でしか食べることができないメニューはとても懐かしいです。とはいいつつも最近はベトナム料理にもはまっています。ベトナム料理も奥が深く、色々とチャレンジしたいメニューがけっこうあります。ガイドブックメニューもいいですが、それ以外のメニューもおすすめです。

現地採用も増えている


ハノイでもホーチミンでも同じ状況だそうですが、最近活発に採用されているものの1つに「現地採用」といったものがあげられます。企業側は現地採用することで人件費を減らして採用したいといったものです。
現地採用ですが、日本で海外で働くみたいなことが流行っているのか中途採用だけではなく、新卒の子たちもけっこう入ってきているみたいです。私のようにハーフの子よりも圧倒的に日本人が多いのも現状です。
なぜベトナムで就職しようと思ったのか聞いてみると旅行に来てすっかり気に入った、気候いいからといった理由が多いみたいですね。私のように母の離婚が理由で移住したという人のほうがごくまれのようです。母と同居といった人も珍しく、多くの人は単身世帯のアパートメントなどに住んでいます。
現地採用ですが、日系企業が続々と増えるなかそうした形態で働く人も増えつつあります。求人数も多いですが、それなりのスキルも要求されるので採用に至らなかったというケースもあるみたいです。大卒じゃないと就労ビザが取れにくいといったこともあるみたいですね。
また現地採用の人も住所は日本にしたままといった人も少なくないみたいです。日本にしたままでも特段問題ないのでそのほうが利便性があったりします。生命保険や国民健康保険、国民年金など住所が日本国内にあることが前提となっています。
男性はあまりその点に関してフランクのようで、全くかけていないといった人もいるみたいです。いざとなったら、ベトナムの病院かあるいは日本に帰国して国民健康保険に入ればいいか位にしか思っていないみたいですね。
確かに私もベトナムにきて1度も病院に行ったことがありません。日本でも最近行った病院といえば歯医者とインフルエンザの予防接種くらいだった気がします。あと会社で年に1度健康診断もありました。そのくらいですかね。
ベトナムでも一応健康診断はありますが、けっこう適当な感じがします。
ベトナムの現地採用ですが、一応1500ドルから交渉したほうが良いです。日系企業からみると大きな負担額ではあにので、強気交渉でいいと思います。特に語学ができる人は、1500ドルから2000ドルは狙いたいところです。
こんな感じですが、どうでしょうか?新卒で現地採用を検討している人は、保険については特にどうするか?真剣に考えることをおすすめします。国民年金だと厚生年金と違って支払額もぐんと下がります。この点も難点ですね。

日本との違い


ベトナムで仕事をしていると、日本との違いを感じることはたびたびあります。私の場合、日系企業勤務なので日本式だなと思う面も多々あるわけですが。
私の勤務先ではまずラジオ体操からスタートします。これぞまさしく日系企業ですよね。朝出勤したら、みんなでラジオ体操をするのが恒例です。事務員、作業員問わずみんなでやります。
ラジオ体操が終わったらミーティングの開始です。ミーティングはベトナム語で行われます。また本社から人が来る場合は、英語でやり取りされることもあります。それなりに英語ができる人でも最終的にベトナム語が必要となります。日本でもそうですが、細かい部分についてはやはりベトナム語が1番正確に伝わるためです。私はたびたび翻訳代わりにも借り出されます。
昼休みについては45分、そして15時から15分ほど休憩があります。基本的に工場ベースの時間で勤務しています。私はベトナム現地本社勤務でハノイの支店に出勤していますが、たびたび工場に出向き打ち合わせにも参加しています。
工場ですがハノイ郊外に工場団地があり、そこで打ち合わせとなります。会社には自転車で出勤しています。
お昼休みは外食する人も少なくありません。近所にローカルなお店やカフェが立ち並んでいます。私もほとんど外食です。昼ごはんはフォーを食べることが多いです。
工場に行った際は、工場の食堂を利用しています。いわゆる社員食堂といったものです。実は社員食堂のご飯がおいしくないことで社員からも大きな不満の対象となっていました。とにかくまずいと。これは問題だと会社側がプロの指導員を呼んで食堂を大掃除・改装し、おいしい食事を提供することになったのも最近の話です。
最初食べたときは確かにまずかったです。ベトナム料理でなんでこんなまずくなるのか?と不思議でした。業者が入ってからかなり改善され、いまではそこそこのレベルの食事が提供されています。
あとは休みが日本と異なっています。ベトナムでは旧正月の「テト」というものがあります。この期間は日系企業も現地の状況に合わせて長期休暇に入ります。正月と長期休暇が一緒になったものであり、里帰りするのがベトナム人の恒例行事です。
また転職がけっこう激しいのもベトナムの現状です。ベトナムはかなりバブリーな時期になっているので、仕事をやめても次の仕事は簡単に見つかるわけです。
あと通勤はバイクが圧倒的に多いです。バイクが主流なんだなとつくづく思います。私はバイクの運転が怖いので自転車で通勤していますが、私と同じくらいの距離の家の子でもバイク通勤をするのが当たり前です。

ベトナム語の習得について

私の場合、小さいころから母とベトナム語のやり取りをしているのでベトナム語についてはそれなりに話せます。
ハーフの世帯では母親の言語のほうが主力となることが多いようです。私の場合は家ではベトナム語でしたが、学校が日本の学校のため日本語もネイティブで話すことができます。
ベトナム語ですが、文字が問題でした。学校でもベトナム文字を学ぶ機会はなかったので、文字については大学に入ってから勉強しました。幸いベトナム語のカリキュラムがあったので、それを専攻したわけです。
私の大学ではベトナムの大学と提携体制をとっており、ベトナム語を勉強しに行っていた人もいました。
現地採用の流れをみると大学の留学などでベトナム語を学んだ人がそのまま就職したり、日本で仕事をやめてベトナム現地で語学学校に通い就職する人などさまざまな形で就職している様子が伺えます。
ベトナム語ですがけっこう難しいという人も少なくありません。英語のほうが楽だと感じるみたいです。
ベトナムでは英語が公用語になっている会社もあります。また日系企業では日本語が堪能なベトナム人も多いことから、その点でもあまり不自由を感じないかもしれません。
駐在員であれば通訳付ですが、現地採用については自分たちで処理しなくてはならず、ベトナム語は基本となります。ベトナム語といっても日本の方言のように場所によって若干異なります。その点についても目を向けたいところです。
また現地採用については30代で入ってくる人も多く、私は若い方だったりします。IT関連の会社ではそこそこ英語ができてプログラミング経験があればOKといったこともあり、ベトナム語が必ずしも必要とは限りません。
このように会社にとっても異なってきます。ただできるに越したことはありません。何しろスタッフは95%以上ベトナム人です。ローカル色が強い会社では英語ももちろん話せないスタッフがほとんどです。
ベトナム語ですが、独学だと勉強はかなり厳しいと思います。発音など独特な癖があり、英語とも違いますし日本人には発音しずらい音なのも特徴です。
ベトナム語が堪能な日本人を見ると私のようにハーフであったり、ベトナム語でしっかり勉強した人がほとんどです。
会社によってはベトナム語の語学学校費を負担してくれるところもあります。会社で講師を呼び寄せてレッスンしているところもあるみたいです。
日系企業では日本語教育にも力を入れていて、日本語教師を派遣しているケースもあるほどです。

給料や条件について

ベトナムでの企業ですが、私の場合現地採用でのエントリーとなります。ベトナムの日系企業で仕事をする場合は、日本本社での採用でベトナムへの出向(駐在)と現地採用の2つです。日系企業なので条件はそこそこのように感じている人もいますが、日本と比較すると見劣りする内容となっています。
企業側も「なるべくなら人件費をかけたくない」といったことが本音です。

ベトナムの現地採用者が利用している代表的な求人サイトを2つ紹介します。
海外求人情報、ベトナムの就職・転職 海外採用情報なら人材紹介会社キャリアリンク
https://kyujin.careerlink.asia/vietnam


ベトナム進出支援・人材採用のアストミルコープ
http://www.astmil.com/

ベトナムでの給料相場ですが1500ドルが相場となっています。一般職で1000ドル、管理職で2000ドルが最大でしょうか。ベトナム現地では1人暮らしでそれなりのところに住んでも、大体1000ドルあれば十分な暮らしができます。もちろん駐在員のようなリッチな生活は難しい状況です。
私の場合、家賃がないことから光熱費と食費程度のものでそれこそ生活費に500ドルもあれば十分な世界です。
健康保険ですがベトナムローカル保険がメインとなっています。日本のほけんが適用になっているものがないか探してみたのですが、見当たりませんでした。またベトナムは税金がかなりかかります。1500ドルの収入でも税金が20%もかかるので実質1200ドルほどとなっています。
ベトナムではドルとドンが流通していますが、日用品を買うならドンを使うのが通例です。ドル支給がほとんどなので、両替の手数料もかかります。多くの場合、交通費についても支給されません。駐在員は家賃補助や日本の保険の補助、そして交際費なども出るので雲泥の差となっています。
ちなみにベトナム人の平均給料は300ドルとなっています。日本人はその3倍以上なのでいかに恵まれているか?といった点も大きなポイントです。私の場合、日本国籍なのでハーフといえども日本人扱いとなっています。
私は合計3社ほど受けたのですが、そのうちの1社が最初は1000ドルからスタートして様子をみつつ1500ドルを検討したいといったことを言われました。求人には1500ドルで掲載されていた求人です。
これは納得がいかなかったので、1500ドルからスタートでお願いしたいことを粘り強く交渉しました。私の場合、母を養うことも前提なので少しでも給料は高いほうがいいわけです。
私は幸い日本の父の家の住所をおいたままにしているので、国民年金に加入しています。日本でもそれなりに貯金があることから、そこから引き落としにしています。これだけも年間20万近くかかります。
このように現地採用については日本と比較したらデメリットもあるのが現状です。

ベトナムは日系企業も多い


こうして私と母は3月上旬に日本を旅立ちベトナム入りを果たしました。ハノイに来たのは久々のことです。
まず第一印象として空港がとても綺麗になったなと感じました。
ベトナムドンですが、日本円から両替すると相変わらずの量だなと実感しました。母にとってハノイ入りは実に5年ぶりです。祖母が亡くなったときに訪れたのが最後でした。
母はひさびさのベトナム入りにとてもうれしそうな顔をしています。空港から街中そして母の家にはタクシーで移動したのですが、昔ここでご飯を食べたことがある、お店がなくなっているなど私に説明する場面もありました。
母の実家はたまに母の姉が訪れて掃除してくれていたこともあり、それなりに整っていました。古いのですがコンクリート造りですし、ペイントしたり壁紙をはれば、そこそこかわいらしくできそうだなと思いました。
ハノイに来て移住の準備などもあり、最初の1週間は準備に追われていました。昔祖父母の家を訪ねたときよりも街はあきらかに発展していましたし、日本語の看板も多いなと思いました。
ベトナムに進出している日系企業は多く、ハノイにも進出が目立っているとのことですが、改めて本当に多いなと思ったほどです。おまけに人材紹介会社を利用すればたくさん紹介してくれるほどです。
私は少しのんびりしたい気持ちもあったので、4月から仕事をしたいなと思っていました。4月から働くためにも就職活動も少しずつすすめていかなければと思い、すすめていきました。
母はおさななじみとあったり、姉とあったりとても楽しそうな日々を過ごしていました。私もハノイの街を散策したり、カフェに立ち寄ったり充実した日々をすごしていました。インターネットも利用できるので、弟や父とも連絡はいつでも取れる状態でした。
また日本でベトナム企業とのやりとりも経験があるので、一般職ではなく管理職を狙ってみては?とすすめられました。私の年齢で管理職なんて考えられませんが、ベトナムの日系企業では管理職募集も多く、逆に一般職だと給料が低かったり、あまりメリットがないように感じられたのも事実です。私は日系の管理職に絞ってエントリーすることを決めました。
海外進出は多いとは聞いていたのですがハノイにもこんなに進出しているとはと驚きを隠せませんでした。首都とはいえ、一昔前のハノイは素朴なアジアといったイメージで屋台や露天のイメージが強かったためです。
派遣会社でも求人は充実していました。大卒でベトナム語ができればそこそこ就職できるんだなと実感しました。

投稿日: 2012年9月12日 カテゴリー: 就職 タグ:

離婚がきっかけでベトナム移住へ


父と母が離婚すると話しがあったのは、離婚半年前のことです。いよいよこのときが来たなと思い、私も弟もそこまで驚きませんでした。父と母の離婚に伴いすでに就職していた私が母を引き取ろうと思っていたので、母に新しい生活について話をすすめようと考えていました。そのときです。母が「お母さん、ベトナムに帰るね」と言ったのです。
私も弟もびっくりして、「え?なんでいまさらベトナム?」と思ったのは言うまでもありません。確かに母はベトナム人であり、今もベトナム国籍を持っています。離婚後母国に帰るのは不思議なことではありませんが、日本での生活がもうすでに30年を超えていたので、いまさらベトナムに帰るなんてピンとこなかったのです。
私は思わず「生活はどうするの?」とたずねました。母は両親(祖父母)が住んでいた実家が空き家であること、また離婚に備えてちょっとは貯金していることから当面はそれで暮らしていくというのです。
母は「心配ないよ」といいますが、我が家の経済状況から貯金といっても微々たる額であることは予想がつきますし、また母は異国で1人暮らすのは寂しいのでは?といった思いがありました。
いくらベトナム人であっても、母の姉はハノイから車で7時間くらいの郊外に住んでいるし、祖父母も亡くなっています。ハノイに戻っても実質1人なわけです。
弟も母を心配して「母さん、僕就職もするし日本にいなよ」と声をかけました。お母さんは「どうもありがとう。気持ちはうれしいけど、もう1度ベトナムに住みたい。おじいちゃん、おばあちゃんの家に戻る」というのです。
父との生活でつらかったことも多かったと思うので、ベトナムに戻りたいと思うのはしょうがないことかなといった気持ちもありました。
母は弟の大学の卒業式後にベトナムに向かうといっています。私も弟もどうしたらいいのか?と考え、何度か話し合いをしました。父は子供を持つのが遅かったので、年齢的にもどっちかがそばにいたほうがいいのでは?という話になり、弟は父のもとへ私は母のもとへ暮らそうという話になりました。
私は上司に状況を説明し、2月いっぱいで退職する旨伝えました。大学卒業以来お世話になった会社で、周りの人にもとても恵まれていました。できれば結婚後も働いていたかった会社です。しかし母を1人ベトナムに帰すわけにはいかないと思いました。
幸い私はベトナム語が話せることと、ハノイでは日系企業が現地採用の形で求人を出していることから就職についても可能だと考えたわけです。

日本での生活


私は生まれて育ったのが日本だったことや友達も地元にいることから、日本で生活していくんだろうと思っていました。
もちろん親の離婚のことは頭にあったのですが。
「母と2人暮らしでもいいかな」といった程度に考えていたのです。だって「ベトナムに帰りたい」と常々言っていた母ですが、まさか本気で帰国するとは思ってもみませんでした。
東京はとても便利ですし、いまさら東京から離れる理由なんて特段ないと思っていたからです。幸い江東区だと公団住宅や市営住宅などの家賃も低めの設定なことから、「私が借りて母と住めばいいや」位に思っていました。
私は大学を卒業してから商社でOLをしています。商社に就職した理由はベトナム語を生かせることです。もちろん英語もある程度はマスターしています。
せっかく母親の影響でベトナム語を話せるのですから、もっと有意義にいかしたいなと思ったのも理由の1つです。
商社での仕事はとても充実していました。ベトナム現地と連絡を取り、日々やりとりをするといったものです。
母も私の就職先については、とても喜んでくれていました。母国ベトナムと接点を持っている仕事に誇りを持っていたみたいです。
我が家でちょっと変わった点といえば、ご飯のときに和食だけではなくベトナム料理が出されるといった点でしょうか。母はベトナム料理が大変上手です。お店で働いていた経験もあるので、腕は確かなのでしょう。
「週に1度はベトナム料理が食べたい」と思うほどです。今はベトナムなので、週の半分以上ベトナム料理です。
母は私たちが小学校に入ると、近所の工場でパート勤めをしていました。そこの工場は外国人もけっこう多かったみたいです。家に帰るとたまに勤め先の友人がお茶をしていたこともありました。
母は和食についても勉強して日本人とそんなに変わらないレベルで作ることができます。私はというとあまり料理が得意ではなく、今も母の料理を食べているといった感じです。
弟は1浪しましたが無事大学へ進学し、現在はメーカーで勤務しています。父は専門職ということもあり、今も現役で仕事をしています。
商社にいたこともあり、外国人と接することや海外勤務についてはそこまで抵抗はありませんでした。ただ東京が好きだし、気に入っていたので離れる気もさらさらありませんでした。
あのときは大学時代の恋人と別れてまもないこともあり、このまま母とベトナムに行ってもいいかなという気分になっていたんだと思います。人生は本当不思議なものですね。

投稿日: 2012年8月28日 カテゴリー: 家族 タグ: